サプリメントの中でも近年話題になっているのが、ハーブです。
ハーブは、特にヨーロッパではさまざまな病気に対して用いられており、中でもセントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)は、ドイツを中心にうつ病など心の病の治療に用いられています。
セントジョーンズワートは、ヨーロッパでは、2千年も前から止血剤や消炎剤の代わりとてしても使われているハーブで、現在では、うつ病を治療するときに最初に使われる手段となっているようです。
特にドイツでは、精神科医の多くがセントジョーンズワートを最初に処方するようです。
ドイツでは、1996年に、セントジョーンズワートの抗うつ効果を調べるために、約1,800人のうつ病患者を対象とした臨床試験が行われました。
このドイツでの調査では、セントジョーンズワートの作用が偽薬(プラセボ)よりも明らかに優れている上、抗うつ薬にも劣らないことが明らかにされています。
抗うつ薬にはさまざまな副作用が伴うことが知られており、たとえば現在ポピュラーな抗うつ薬であるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の場合、吐き気や性欲減退などの副作用がありますが、このドイツでの調査では、セントジョーンズワートには副作用が少なく、安全性が高いというメリットも確認されました。
なお、日本においては、セントジョーンズワートはあくまでハーブ食品であり、医薬品等の承認はされていません。